スキューバダイビングを始めたばかりの方に「会いたい水中の生き物と言えば?」と聞くと、必ずと言っていいほど「ウミガメ」という答えが返ってきます。他にも「ニモ」こと「カクレクマノミ」や「マンタ」「ジンベイザメ」等々の回答もありますが圧倒的に「ウミガメ」の回答が多い気がします。可愛らしいフォルムに愛くるしい目が人気の理由でしょうか。
沖縄本島から日帰りで行ける慶良間諸島のダイビングポイントにはウミガメが多く生息しています。天候や海況に左右されなければ季節に関係なく1年中ウミガメにほぼ100%会うことが出来ます。
世界には8種類のウミガメがいるといわれています。日本には6種類のウミガメが生息しているといわれています。慶良間諸島で出会えるウミガメの多くは「タイマイ」
ウミガメのタイマイ
と「アオウミガメ」です。
アオウミガメ
もう1種類「アカウミガメ」
アカウミガメ
も生息していますがこちらは産卵時期以外は外洋で生息していることが多く、ダイビングポイントでは出会える確率がグンと下がります。その分出会った時の嬉しさは倍増ですが、これはお客さんよりスタッフの方が希少価値をしてる分、興奮してる時の方が多いかな(笑)
今日のお客さんはカメが大好きな方で海外では何度かで会えてるものの、何度か訪れた慶良間諸島ではまだ見たことが無いとのこと!今までは北風が強かったりしてウミガメポイントに行けてなかった事が原因だったようです。
なんで今日は張り切ってウミガメを探してきましたよ!
慶良間諸島ダイビングポイント 黒島北ツインロック カメ吉 ウチザン礁
1本目はカメ狙いではなく(笑)外洋で回遊魚狙ってきました。岩肌にはキンギョハナダイが綺麗です。
キンギョハナダイ
グルクンは沢山群れていたんですが肝心のイソマグロは3匹・・・
グルクンの群れ
2本目はいよいよウミガメ狙いです。
探すこと15分・・・タイマイが寄って来てくれました!
ウミガメのタイマイとダイバー
25分位一緒に遊んでくれましたね!お客さんも大満足でした。
カメとダイバー
可愛いサイズのアオウミガメにも会えましたよ!
アオウミガメ
3本目は大物狙いで!ロウニンアジが大接近です。
ロウニンアジ
ずーっと僕たちの周りをグルグルと迫力満点でした。
ロウニンアジ
そしてなんとエキジット前にアカウミガメ登場です!
ゲストさんのウミガメに会いたい思いが通じたんでしょうね!なんと今日は3種類全てで会える事が出来ました!
アカウミガメ

今日はとっても喜んで頂けました。